HARIO(ハリオ)の新作「BATONシリーズ」の特徴・口コミレビュー

ハリオ バトン

HARIO「BATONシリーズ」は、地球温暖化によってコーヒー豆の栽培に適した土地が半減してしまうと言われている「コーヒー2050年問題」に対するアクションとして作られた環境に配慮したコーヒー器具のシリーズです。 プラスチックの使用量を約50%削減するために、抽出後のコーヒー粉などの天然系素材を使用しています。ペーパーを使わないドリッパーもあります。

HARIO(ハリオ)の新作「BATONシリーズ」の特徴

HARIO(ハリオ)の新作「BATONシリーズ」には3種類の商品があります。ここではそれぞれの特徴について解説していきます。ちなみにどれも環境に配慮した素材を使用した商品です。

カフェオールドリッパー・BATON 01

1杯用のドリッパーで、コーヒーオイルが抽出できる特殊ステンレスメッシュを使用しています。広口のマグでも使えるアタッチメント付きで、コーヒー粉の量の目安メモリもあります。ペーパー不要で簡単ドリップの、エコなドリッパーです。


カフェオールドリッパー・BATON 02

1~4杯用のドリッパーで、コーヒーオイルが抽出できる特殊ステンレスメッシュを使用しています。コーヒー粉の量の目安メモリもあります。ペーパー不要で簡単ドリップの、エコなドリッパーです。


ワンカップコーヒーメーカー・BATON

ドリッパーと耐熱ガラスマグのセットで、微粉の出にくい細かいメッシュを使用。お湯につけて待つだけなので、手軽に1杯分のコーヒーを淹れられます。フタは使用後のストレーナー置きになります。


HARIO(ハリオ)の「BATONシリーズ」メリットとデメリット

地球環境にやさしい素材で作られている、この「BATONシリーズ」。こうした環境面だけでなく、使用感についても知りたいところです。
ここでは、様々な角度から「BATONシリーズ」を見ていき、メリットとデメリットをお伝えします。

メリット

・環境に配慮した素材を使用しているため、プラスチックの使用量を約50%削減。
 こうしたことから、持続可能な社会の実現に貢献できる。  

・ペーパーを使わないので、コーヒーオイルが抽出できて、コーヒーの風味が損なわれない。  

・ペーパー不要で簡単ドリップできるので、手間やコストがかからない。 

・コーヒー粉の量の目安メモリが付いているので、コーヒーの濃さを調整しやすい。

デメリット

・コーヒー粉を捨てるときに少し手間がかかる。

・ペーパーを使わないので、微粉が出る場合があります。

・ドリッパーやストレーナーを洗うときに細部にまで注意が必要。

以上、HARIO(ハリオ)の「BATONシリーズ」のメリットとデメリットでした。
勘きゅに配慮し、ペーパーを使用しないという点だけでなく、手間やコスト面など多くのメリットがありました。一方で、デメリットは、手間がかかるという意見が多く見られました。

HARIO(ハリオ)の「BATONシリーズ」の口コミ

HARIOの新作である「BATONシリーズ」は、環境面に配慮しただけでなく、その使い方にも定評があります。
では、実際の口コミはどうなのでしょうか?そこで、口コミをいくつかご紹介します。
以下、口コミのまとめです。

・コーヒーオイルが抽出できるため、コーヒー本来の味が楽しめる。

・ペーパーフィルターが不要でエコな点や、コーヒー粉の目安メモリがある点がよい。

・デザインや色合いが良い。贈り物に最適な商品。

・使い捨てフィルタとは違うので細かい豆クズを全て洗い落とすのは一手間。

以上のような口コミが中心でした。コーヒー通が使用しているからこそ、味や使用感にこだわった意見が多く見られました。これらの口コミをふまえて、商品選びの参考にしてください。

「コーヒーの2050年問題」とは?

コーヒーの2050年問題とは、地球温暖化による気候変動がコーヒー栽培に及ぼす悪影響のことです。

コーヒーは雨季と乾季の差があることで熟していきますが、気候変動によりこのサイクルが崩れ、品質や収穫量が低下する恐れがあります。
特に高品質なアラビカ種は寒暖差のある高地で栽培されるため、気温の上昇や降雨量の減少により栽培適地が大幅に減少すると予想されています。

また、コーヒーの2050年問題は、コーヒー生産者や消費者、環境や社会にも影響を与える可能性があります。
コーヒー生産者は、収入や生活が不安定になり、貧困や移住を余儀なくされるかもしれませんし、消費者においては、コーヒーの価格が高騰し、今までのような品質や味わいが享受できなくなるかもしれません。
そして、コーヒー栽培地の森林伐採や土壌劣化、生物多様性の喪失などにより、さらなる気候変動や生態系の破壊を招くかもしれません。

コーヒーの2050年問題に対処するためには、コーヒーに関わるすべての人々が協力して、持続可能なコーヒー生産と消費を目指す必要があります
例えば、新しい品種の開発や栽培方法の改善、気候変動への適応策や緩和策の実施などが挙げられます。
また、消費者としては、フェアトレードやオーガニックなどの認証制度を利用したり、地元産や季節物などのコーヒーを選んだりすることで、コーヒー生産者を支援したり、環境を守ることができます。

私たちは今日も美味しいコーヒーを飲むことができますが、それは世界中の多くの人々や自然の恵みに支えられていることを忘れてはいけません。

コーヒーの2050年問題は私たち一人一人に関係する問題です。今からでも遅くありません。私たちにできることから始めてみましょう。

まとめ

ここめで、HARIO(ハリオ)の「BATONシリーズ」について解説してきました。ハリオと言えば、コーヒー好きなら誰でも知っているメーカーです。
便利でおしゃれな商品を出すイメージを持っている方が多いかもしれません。しかし、それだけではない魅力について、このHARIO(ハリオ)の「BATONシリーズ」を通して知れたのではないでしょうか?
この記事で述べてきたように、環境にも配慮し、コーヒーの生産者やコーヒーを取り巻く社会全体にまで目を配らせているハリオ。そして、そうした理念が色濃く出ているこの「BATONシリーズ」は一度は手に入れたい商品ではないでしょうか?

こうした商品に触れ、コーヒーについての知見を深めることが、より豊かなミドルの生活を築きあげることになりそうですね。

コメント

タイトルとURLをコピーしました